肉屋で出てる「味付け肉」って、実際どうなの?ちょっと痛んでたりするの?原価は?

精肉店関連

どうも──────!!先屋で──す!!

今回は

「肉屋で出してる『味付け肉』について話していきたいと思います!

まぁとりあえず!

結論!

痛んだ商品は使っていない!

味付け肉は原価を下げる狙いもあったりする!

では、解説していきまっしょー!

はじめに

ある日、夫婦のお客さまが「味付け肉」の前でこんな会話をしていました

「豚の小間切れにしようか」

「そだね。お、値段が同じだから、こっちの味ついてる方にしようよ。美味しそうだし、味ついてるからお得じゃね?」

グフフフフフフ・・・・

実はこの味付け肉、肉屋からすると利益商品だったりするのです!!(どーーーん)

売れ残りの肉を使っている?

まず「売れ残りの肉を使いまわしているから利益が出てるんだろ!?」疑惑について

「味のついている肉は、前日の商品を使いまわしているんだ」

こんな話を聞きます

というか、実際昔はありました

「前日売れ残った肉に味をつけて出す」

「唐揚げにして肉惣菜として売る」

年配のスタッフに聞いた話だと、それよりもっと色々なことを昔はしていたようです

しかし近年、衛生管理が厳しくなり、そのようなことができない環境が整えられてきています

「HACCP」というのをご存知でしょうか?

詳しく説明するとものすごーーーーく長いので割愛しますが

要は「食品に関する衛生管理のルール」です

令和3年6月1日から原則として全ての食品等事業者に義務付けられています

とまぁお堅い内容はさておき、とりあえず不正等ができないようになっているんです

ウチの店ですか?

もちろん不正はしていませんよ!?

フラグじゃありませんからね!?

ウチの店はコンセプトからしてうんたらかんたら・・・(ぶつぶつ

味付け肉は利益商品?

肉、及び味付けダレの原価にもよりますが

利益商品の場合が多々あります

最初の夫婦の事例を見てみましょう

原価・・・「豚1kg『1,000円』」  は
「100gあたり『100円』」  になります

では

原価・・・豚1kg「1,000円」       タレ100g「50円」(だいたいタレは肉に対して10%混ぜ合わせるものが多いです)の場合

豚1kg「1,000円」   +    タレ100g「50円」  = 味付け肉1,100g「1,050円」

1,050  ÷  11(1100g)  =  95.4 

原価が100gあたり『95円』に下がりましたね!

このような感じで原価が下がります

なので必ずしも

「同じ価格だからお得」

なんてことはないんですね

もちろんタレが高ければその限りではありませんし、値上げを考えなければいけない場合もあります

ま、ケースバイケースですねぇ

まとめ

  • 昔は売れ残りを使いまわしていたが、今はできない
  • タレの原価によるが、安い場合は商品の原価を下げることに一役買っている

タレにも色々種類があります

多数揃えると見た目が華やかですし、何よりお客さまにも喜ばれます

夕飯に一品添えたい時も、パパッと調理できるため活躍しますしね

ウチも「夕飯にパパッともう一品」をコンセプトに味付けを多数展開しています

なんやかんや利益にならない商品も多いですが、そこはウチのコンセプトですから!!

ではでは、今回はこの辺で!

また次回、お会いしましょう!!

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