「バビロン大富豪の教え〜漫画ver.〜」のススメ!

学習関連

どうも──────!!先屋で──す!!

今回は漫画「バビロン大富豪の教え」の解説をしていきたいと思います!

この本は世界的ベストセラー「バビロンいちの大金持ち」の漫画版になります!

「バビロニア王国」「首都バビロン」に住む少年「バンシル」

彼は街に貧乏お金持ちが存在することに疑問を抱きます

貧乏な生活から抜け出したい・・・

そう考えたバンシルは、街一番のお金持ち「アルカド」に貧乏から抜け出す方法を教えてもらいに行きます

そこでアルカドはバンシルに「必要なのは知恵だ」と伝え、そこからバンシルの激動の物語がスタートします・・・

ストーリーが大変面白いのであえてそこには触れず、アルカドの教えに焦点を当てて解説していきます

黄金に愛される七つ道具

アルカドは「黄金に愛される七つ道具がある」と講義をします

それが・・・

  1. 収入の十分の一を貯金せよ
  2. 欲望に優先順位をつけよ
  3. 貯えた金に働かせよ
  4. 危険や天敵から金を堅守せよ
  5. より良きところに住め
  6. 今日から未来の生活に備えよ
  7. 自分こそを最大の資本とせよ

この七つです

では深掘りしていきましょう!

収入の十分の一を貯金せよ

アルカドは講義の中でこう言います

「毎朝カゴに10個卵を入れ、そこから9個だけ取ることを毎日繰り返す。するといずれはカゴが卵で溢れかえるだろう」

つまり、収入の十分の一ずつでも貯金に回せれば時間が経つにつれ増えていくだろう、ということです

十分の一なら、なんとかいけそうですよね!

欲望に優先順位をつけよ

「卵を2個ずつ入れることができれば、貯まる速度は2倍になる」

「そのためには、際限なく膨れ上がる欲望に優先順位をつけなければならない」

「今、自分にとって何が必要なのか。着飾る装飾品は本当に必要なのだろうか」

「優先順位の低いものは切り捨ててしまえ」

「そうすれば、本当に自分のしたいことができる」

・・・耳が痛くなってきましたね・・・

貯えた金に働かせよ

「金を職人に貸したとする」

「職人は金に利息をつけて返してくれる」

「そして今度はその利息がついた金をまた職人に貸す」

「そしてまた、の繰り返し」

「金を持っていることが財産なのではない」

「『定期的に金が入ってくる仕組み』こそ本物の財産なのだ」

現代で言うところの「株」「債権」などでしょうか

危険や天敵から金を堅守せよ

「お金というのは不意になくなってしまう」

「ある人物が儲け話を持ってきたとして、あなたは『お金を働かせる方法』を考えるだろう」

「しかし、そんな時は自分の感覚に頼ってはいけない」

「必ずその道に長けた『賢者』達の話を聞こう」

「賢者達の話は、時として儲け話以上の価値がある」

・・・現代にも「うまい話」はいっぱいありますもんねぇ・・・

より良きところに住め

「ただ安いところに住むのがいいと思ってはいけない」

「住居は生活と密接に関わっている為、貯金等を増やすモチベーションに繋がる」

「住居への支払いは『心を豊かにする投資』と言える」

いやぁ、ウチも安普請なんでこれまた耳が・・・

今日から未来の生活に備えよ

「毎月少しずつでも金を積み立てていけば、老人になり動けなくなった自分・・・ひいては自分が死んだ後の家族に貯えを残すことができる」

「人間はいつか死ぬ」

「奴隷だろうと王だろうとそれは変わらない」

このあとアルカドは「将来の安心を売る商売」=「保険」のモデルケースについて講義をしています

先見の明スゲェ・・・

自分こそを最大の資本とせよ

「七つ目を教える前に皆に質問がある」

「この部屋に飾られた燭台と燭台の間には壁がある」

「その壁がなんだかわかるか?」

この質問に教室内はざわつきます

『なんだ?貧乏人と金持ちの壁のことか?』『結局貧乏人は金持ちになれないってことかよ!』

否定的な空気が流れる中、バンシルは立ち上がりアルカドに向かってこう言います

「違う!今俺たちはアルカドから知識をもらった!」

「この境界を分つ『壁』、それは・・・」

「動いたものとそうでないもの!!」

そうです

七つ目は「知識を得て、行動すること」なのです

バンシルが導き出した正解に、アルカドは満足そうに微笑むのでした

お金と幸せを生み出す「五つの黄金法則」

詳細は割愛しますが、バンシルはこの後自分を成長させる為旅にでます

そんなバンシルにアルカドは「困ったとき開くように」と「一枚の粘土板」を渡します

旅路の末、絶望を経験したバンシルはその粘土板を読むことにしました

そこには

「七つ道具をさらに『昇華』させた『五つの法則』」

が記されていたのです

1. 家族と将来のために収入の十分の一以上を蓄える者の元には黄金は自らを膨らませながら、喜んでやってくるだろう

2. 黄金に稼げる勤め先を見つけてやり、持ち主が群れを膨大に増やす羊飼いのように賢明ならば、黄金は懸命に働くだろう

3. 黄金の扱いに秀でた者の助言に熱心に耳をかたむける持ち主からは、黄金が離れることはないだろう

4.自分が理解していない商い、あるいは、黄金の防衛に秀でた者が否定する商いに商いに投資してしまう持ち主からは、黄金は離れていくだろう

5. 非現実な利益を出そうとしたり、謀略化の甘い誘惑の言葉にのったり、己の未熟な経験を盲信したりする者からは、黄金は逃げることになるだろう

バンシルはこれを読み、自分がいかに未熟だったか思い知らされました

すごくないですか?この法則

現代に生きる我々にとっても、耳の痛い・・・現在進行形で響いてくる内容

なんというか・・・「七つ道具」より、こちらの方は「人生の本質」というか、生きていく上で大切な「教訓」という感じがしますね

心に留め置いていくべきもの・・・そのくらい大切なものかと思います

先屋個人のおすすめセリフ

お金の話とは関係ないのですが、私が個人的に「あー・・・このセリフいいなぁ」と感じたセリフ

バンシルは武器商人の息子なので、バビロニアのお姫様と話す時やはりというか身分の違いを意識した発言をしてしまいます

そこでお姫様がこう言うんです

「あんたの価値を決めるのはあんたじゃない、私!この国の王女である私なの!」

「勝手に価値を低くつけるんじゃないわよ!」

・・・えー・・・?そう?そんなにいいかぁ?

え?よくないですか!?(大声)

自分がどれほど「ちっぽけだなぁ」とか思っても、誰かからみれば間違いなく自分は「価値のある存在」

それを肯定されるのって、なんか・・・うらやましいです・・・いいなぁ・・・

後記

いかがでしたか?

「七つ道具」「五つの法則」どちらもすごい教訓です

しかし、バンシルはこう言います

「感謝されるために、今、懸命に仕事をすればお金は後からついてくる」

「お金は『おまけ』なんだ」

お金を稼ぐにしても、やはり人を思いやる気持ちを忘れてはいけないんですね

感謝される・・・嬉しくなる・・・また人の為に仕事をする・・・

お金持ちになった後も、たいていの人はビジネスをし続ける、といいます

このサイクルがとても楽しいからなんでしょうね

自分も・・・そうありたいものです

最後になりましたが、この本は漫画版なのでとても読みやすく、大変わかりやすい内容となっています

もちろん展開される物語も面白いです

買って損はしないと思いますので、ぜひ!買ってみてくださいね!!

ではでは!今回はこの辺で!

また次回、お会いしましょう!!

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